
FileMakerにデータを入力するときに、ExcelやWord文書など他の媒体から内容をコピーして貼り付けすること、ありますよね。
この時、貼り付けたデータが貼り付け元の書式を含んでしまって書式が変になり結局打ち直した…という方もいるのではないでしょうか?
そういう方におすすめのショートカットです。WindowsとmacOS両方について記載します。
>よく使うショートカット
キーボードショートカットをよく利用される方であれば、FileMakerでなくても使用頻度の上位に食い込むキーがあります。関連キーと合わせて先に4つ記述しておきます。
Windows の場合
・コピー:Ctrl + C
・貼り付け:Ctrl + V
・切り取り:Ctrl + X
・元に戻す:Ctrl + Z
macOS の場合
・コピー:command + C
・貼り付け:command + V
・切り取り:command + X
・元に戻す:command + Z
同じ内容を他に使いたいなら「コピー」して「貼り付け」が楽ですし、ファイルやデータを別の場所に移動したいなら「切り取り」して「貼り付け」、動作を間違えたなら「元に戻す」で戻せます。
これらのよく行う作業がショートカットのおかげで時短できますね。
>書式なしでコピー
さて、本題です。FileMakerに「書式なしでコピー」(貼り付け)しましょう。
前述に貼り付けとして「Ctrl + V」(Win)「command + V」(macOS)ショートカットキーを記述しました。このキーに、とあるキーを組み合わせることで、FileMakerに書式なしで貼り付けできます。
Windows の場合
・貼り付け:Ctrl + Shift + V
macOS の場合
・貼り付け:command + shift + option + V
これもよく使いますよね、Shift。
コピー内容の選択とか、ここからここまで選択とか。
このShiftが書式なしでコピーしたいときにも大活躍です。
FileMakerのヘルプには「スタイルを無視したテキスト」「テキストだけをペーストする」という説明で記載されています。ほかにもショートカットを知りたい!という方はFileMakerのヘルプでショートカットを検索いただけるとすぐに出てきますが、この記事の最後にもURL付きでリンクを「貼り付け」しておきますね。
比較表:Windows
比較表:macOS
>オマケ
ちなみに、通常の貼り付け「Ctrl + V」(Win)「command + V」(macOS)で内容を貼り付けしてしまった場合も慌てないでください。直後に「Ctrl + Z」(Win)「command + Z」(macOS)の元に戻すショートカットを押すことで、書式なしの状態になります。
>参考リンク
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