FileMakerのカスタムApp ソリューションに、アドオンテーブルを追加できるようになりました。
[アドオンテーブルとは]
開いているレイアウトのテーブルオカレンスに紐づく関連テーブルとポータル、リレーションを自動的に作成・設定する機能です。
下記の条件を満たせば追加することができます。
[条件]
・フィールド自動入力設定で「シリアル番号」が設定されている
・フィールド自動入力設定の「計算値」で Get ( UUID ) か Get ( UUID番号 ) が設定されている
※ほかにも条件があるようですが、調査中です。
>アドオンテーブルの追加方法
早速、アドオンテーブルを追加してみましょう。
例として「連絡先」テーブルのレイアウトを表示しています。
アドオンテーブルは、レイアウトモードでポータル機能を使って追加します。
↓開いた [アドオンテーブル] ウインドウで、追加したいテーブルを選択
(今回は「メモ」を使用)
↓ テーブル名を「メモ」に設定して「OK」を押すと…
複数のメモを登録できる「メモ」ポータルが作成されました!
>自動で作成されたもの
ということで、アドオンテーブル機能で何が作られたのかご紹介します。
[ポータル]
複数行メモが入力できます。
[テーブル・フィールド・リレーション]
ポータルが作成されたということは、「メモ」テーブルおよびフィールド、「連絡先」テーブルに紐づく「メモ」リレーションが作成されたことになります。
[ボタン・スクリプト]
メモを追加するスクリプトが作成され、レイアウト上の「+」ボタンに自動的にスクリプトが設定されました。
↓ボタンの中身(スクリプト)
アドオンテーブルの追加画面で表示されるものについては、別記事でご紹介したいと思います。
※この記事はシリーズです まとめページはこちら
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