エクスポート時フィールド表示名がカスタマイズ可能に【FileMaker Pro 2026】
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- 6月19日
- 読了時間: 3分
更新日:6月26日

こんな手間、毎回やっていませんか?
FileMaker からExcelにデータをエクスポートするとき、こんな経験はありませんか?
FileMaker 上のフィールド名が「得意先_CD」や「顧客No_sort」なのに、Excelでは「得意先コード」「顧客番号」にしたい…リレーション先のテーブルにあるフィールドだと「M顧客_会社::会社住所」のようなコロン付きの名前がそのまま列名になってしまう…これまではエクスポートのたびに
FileMaker からExcelにエクスポート
Excelを開いて列名を手動で変更
保存して相手に送付
この繰り返し。毎回のことなのに、地味に手間がかかる作業でした。
FileMaker のフィールド名は開発者にとってわかりやすい名前(例:顧客No_sort や c日付|年月 など)をつけることが多く、必ずしもエンドユーザーや取引先が見やすい名前とは限りません。
かといってフィールド名自体を変えてしまうと、既存のスクリプトやレイアウトに影響が出てしまう…という悩みもありました。
FileMaker Pro 2026
フィールド表示名のカスタマイズが可能に
FileMaker Pro 2026 からは、フィールド表示名をカスタマイズできるようになりました。
フィールド名はそのままに、列名・ソートダイアログ・表形式の列ヘッダなど、ユーザーが目にする場所だけ別の名前で表示できます。
設定方法
[管理]→[データベース]→[フィールド設定]→[フィールドオプション]→[詳細]
→フィールド表示名をカスタマイズ
から設定できます。

以下のJSONキーがサポートされました
fm_common
fm_sort
fm_export
fm_table_view
詳細ボタンをクリックすると
JSONSetElement ( "{}" [ "fm_common" ; "" ; JSONString ] ; [ "fm_export" ; "" ; JSONString ] ; [ "fm_sort" ; "" ; JSONString ] ; [ "fm_table_view" ; "" ; JSONString ] )
すでにJSONが記載されているのでfm_export行に表示したいテキストを入力します


たとえば fm_export に「得意先コード」と設定しておけば、エクスポートしたExcelの列名が自動的に「得意先コード」になります。
不具合
Claris Communityでこの機能について不具合が報告されています。
下記のように設定するとFileMaker Pro が落ちる場合があります。
弊社環境ではFileMaker Pro が落ちました。
おそらくですが、Self関数が問題なのではと思います。
まとめ
フィールド名を変えずに、見た目だけ整えられる。地味だけど毎日の業務でじわじわ効いてくる、「かゆいところに手が届く」アップデートです。エクスポートを使用する機会が多い方にはとくにおすすめです。
空白レコードソートやフィールドへの入力可否制御など、これまで開発者たちが独自の工夫で乗り越えてきたテクニックが、ついに標準機能として搭載されました。
長年の"テクニック"が”いにしえテクニック”に変わる歴史の一ページになる瞬間です。
さらに、PDF操作スクリプトをはじめとする実務直結の機能も充実。
「できたらいいのに」が「できる」に変わったアップデートと言っても過言ではありません。
未来Switchでは、FileMaker Pro 2026の新機能の中から現場ですぐに使いたい機能をピックアップし、ご紹介していきます。
個別機能の詳細解説は、各記事をご覧ください。
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