新型コロナウイルス感染症対策としまして、当社では全社員テレワークを実施しています。 今のところは概ね上手くいっています。 IT系はパソコンとインターネットがあれば成立する業務がほとんどですので、元々の相性が良かったというのも理由かと思います。 ただ、社内にまったく人がいなくなると困るのが下記3点です。
電話
FAX
郵送物
1.電話
電話機がインターネットに繋がり、スマホのアプリで着信出来る機能を持っているので家にいても会社の電話を取ることが出来ます。 ただ、着信→スマホへの通知に時間がかかるので取れないときも・・・
VE-GDW54D(生産終了) https://panasonic.jp/phone/p-db/VE-GDW54D.html そういう場合も考慮して、TELWan (https://i-wan.jp/telwan/)というサービスも使っています。着信専用CTIシステムで、着信があるとFileMaker Pro 経由でチャットワークに通知するように設定しています。このサービスについては別の記事で詳しく解説しています。
電話の着信とFileMakerを連携(動画)
セッション紹介:FileMakerでCTIをやってみよう!
また、よく電話がかかってくる担当者は050plusというIP電話のサービスを契約しています。(スマホで別番号で発着信できます)
2.FAX
元々インターネットFAXを使っているので、受信したFAXはメールに添付されて送られてきます。送信も出来ます。
FileMaker Proのオブジェクトフィールドへ書類をPDF化して保存。FAX送信用メールアドレスに変換してメール送信スクリプトステップで送信していまs.
3.郵送物
こればかりはどうしようもなく、時々誰かが取りに行っています。 書類によっては担当者へレターパックで郵送します。
まとめ
これらに加えて、会社のネットワークへVPNで接続できますので、社内のFileMakerシステムやNASへアクセスも出来るようになっています。
また、TeamViewerで社内のWindows機へ接続することも可能です。(ちょっとしたテストをしたり)
電話は社内電話自体をIP化するサービスもあるので、もう少しシンプルになるかもしれません。
FAXは無くしたいですが、、、使われている方もいらっしゃいますし、施設予約がFAXのみ受付というケースもありますので、完全に無くすのは難しそうです。最近はFileMaker Pro からREST-API経由で生成したPDFをFAXとして送るサービスもありますね。あまり今のメール添付の手法と手間は変わりませんが。
郵送物を完全に無くすのは、難しそうです。役所関係はどうしようもないですね。
それでは、社内で使用しているテレワーク/リモートワークに役立つサービスを下記にまとめます。
スマホからかけれる固定電話機
残念ながら現行機種では存在しないようです。
着信時にFileMaker ProをURLスキームで呼び出せるCTI
TELWan
インターネットFAX
いくつもありますので、お好きなものを
スマホにもう一つ番号を持たせることが出来るサービス
社外から社内のパソコンを操作出来るソフト
ブラウザがあれば使える会計ソフト
上記に加えて、FileMaker プラットフォーム を使用してテレワーク/リモートワークを行っています。
テレワーク/リモートワークのために既存のFileMakerシステムをクラウドに置きたいというご要望があればお気軽にお問い合わせください。
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