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経済産業省の『平成30年度中小企業実態調査』に当社のお客様が掲載されました

経済産業省の『平成30年度中小企業実態調査(生産性向上の取組支援調査事業)』の中で、当社のお客様である『株式会社ヤングリゾート』様が紹介されました。


下記に掲載されています。

「なぜ、そのITツールを選んだのか--多様な業種20社の横顔と取り組み」

https://www.it-hojo.jp/applicant/casestudies.html


PDF直接のリンクはこちら(8ページ目)

https://www.it-hojo.jp/h30/doc/pdf/h30_whychooseit.pdf

未来Switchサイドからのコメント

ヤングリゾート様へのインタビュー記事ですので、未来Switchサイドからのコメントを書きたいと思います。

未来Switchで全ての開発業務を請け負うのではなく、技術サポート+部分開発というパターンの案件でした。FileMakerカンファレンス2018の下記セッションで紹介したお客様です。

 

『コストもダウン!開発ノウハウも蓄積!美味しいとこ取りの開発手法』

FileMaker プラットフォームは簡単に独自のシステムが作れる環境ですが、それでも初心者には実装しようとする機能や必要としているカスタム Appの開発が難しく感じる場合があります。そんな難しい開発をFBAのような専門の開発会社にまかせ、できあがったカスタム Appの開発方法のトレーニングを受ければ、その後、そのカスタム Appは自社で運用・開発することができます。自社で運用・開発することで、より組織にあったカスタム App に育てることができます。

全てを受託会社にお任せするシステム開発では改修に高額な見積を提示されることもあるかもしれません。ですが、自社スタッフでは難しい開発のみ依頼し、しかもトレーニングの一貫とすることで、コストを下げることができる上に、自社に開発ノウハウを蓄積することもできます。

外部委託+内製
セッション内のスライドより

 

以下、紹介記事にコメントする形で解説します。


業務上、50ほどの画面が必要であるため、数千万の見積が出て、断念した

結果的には約3ヶ月で20分の1以下の費用で構築出来たそうです。

業務のオリジナル性が高く、パッケージも存在しないのであれば数千万くらいになることもあると思います。こういうシステムの場合はFileMaker プラットフォームで作ると一般的にはお安く提供できるかと思います。今回は更に、内製するという要因が加わったことが大きいですね。


問い合わせが入れるとすぐ来社〜〜

問い合わせフォームからの通知→訪問まで30分程だったかと思います。いくつかの条件が重なって未来Switch史上最速でお伺いすることが出来ました。


印藤社長はITに長けており、自ら作り込むことが可能だが〜〜

前のシステムは『R:BASE』というプロダクトで印藤社長自身で作成されており、基本的なプログラミングスキルをお持ちでした。一方、開発する業務の範囲が広いシステムを当社で全て請け負うことは納期的にも厳しいものでした。こういう状況での落とし所として、FileMakerでのシステム構築ノウハウの詰まったテンプレートを提供し、開発自体は業務知識のある印藤社長が行うスタイルは理想的だっと言えます。


  • ユーザ :目標地点が分かってる

  • ユーザ :業務に詳しく、実現できる技術を持っている

  • 開発会社:業務知識について、詳細を理解する必要がない

  • 開発会社:技術のサポートに専念できる


2者がそれぞれの強みを最大限に活かせたと思います。


「FileMaker」用テンプレートの提供

このテンプレートをベースに作ると、大きく悪い設計にはならない。カスタム関数や使い回せるサブスクリプトを多様することはせず、テンプレートへの学習は少なくして、FileMakerの一般的な知識で作れるように考慮しています。


セッション内のスライドより
内製の場合、過剰なDRYが悪い理由


データベースはクラウド上のサーバに

FileMaker Server をクラウド上に構築し、そのシステムを見てレビューを行えたり、サンプルとなる機能を提供出来ましたので、やりとりがスムーズに行えました。このサーバの構築は当社で行い、その後の運用はおまかせしています。


SNS機能など追加したい新しい機能はITベンダーに構築依頼

個別の機能をいくつか納品し、その拡張も社長様がされています。

また、印藤社長が作成された集計機能を高速化するフォローもしました。最終的な集計表のイメージがFileMakerで提供されるので、技術的なフォローに専念できる点が良かったです。


まとめ

社長自身がシステムを構築すると、業務のヒアリングも発生しませんし、部署間の調整等もトップダウンで行えます。システム構築の進め方としては、かなりスムーズに行える体制だったと思えます。

ここまでの体制はなかなか出来ないと思いますが、システムの構築を外部委託と内製を組み合わせて行うことは、多くの会社で実施できるかと思います。もし、FileMakerでのオーダーメイドシステムの構築をお考えの場合は当社「お問い合わせフォーム」からお気軽にご連絡ください。



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