FileMaker Pro 19 ではデフォルトフィールドを出さないようにする設定ファイルの名称と中のXMLが変更になりました。
新規テーブル作成時にデフォルトフィールドを出さない為には下記場所に空っぽのテキストファイル「FMDefaultFields.xml」を置きます。
Windowsの場合
<drive>:\ProgramData\FileMaker\Shared
macOSの場合
/Users/Shared/FileMaker/Shared
デフォルトフィールドをカスタマイズしている方へ
デフォルトフィールドをカスタマイズしている場合はXMLの内容に変更があるので注意してください。これまでのデフォルトフィールドファイルは使えません。
ここからはサポートされている内容ではないので自己責任です。
デフォルトフィールドXMLファイルの基本仕様
基本的には下記の様な構造になっています。
Ver18まで
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<FMDefaultItems version="1" source="17.0.1" membercount="1">
<DefaultFields membercount="【フィールド数】">
【フィールドXML】(省略)
</DefaultFields>
</FMDefaultItems>
↓
Ver19
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<FMDefaultFields version="2.1.0.0" Source="19.0.1" locale="English">
<ObjectList membercount="5">
【フィールドXML】(省略)
</ObjectList>
</FMDefaultFields>
赤字の部分を修正すると認識しました。タグを閉じる箇所は修正しなくとも認識したのですが、正しく修正した方が良いでしょう。(青字の部分)
デフォルトフィールドの作り方については下記記事を参照してください。
デフォルトフィールドの新しい作り方 https://www.mirai-switch.com/post/fm18-defaultfieldxml
もし、既存のデフォルトフィールドファイルを削除したり変更をかけてしまって、元に戻したい場合は下記にもファイルがあります。(このファイルは絶対に編集しないように)
Windowsの場合
<drive>:\Program Files\FileMaker\FileMaker Pro 19\Extensions\Japanese¥FMDefaultFields.xml
macOSの場合
/Applications/FileMaker Pro.app/Contents/Resources/ja.lproj/FMDefaultFields.xml
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