よし!スクリプトに仕様追加完了!
…あれ、この変数って使ってたっけ?
なんてことありませんか?
Visual Studio などの他のエディタなら
コード内から検索等で使用箇所などを検索できるのですが
FileMakerではできません。なんてこったパンナコッタ
スクリプトワークスペースからスクリプトを印刷できるので、紙ではなくPDFに出力すればPDF閲覧アプリから全文検索が可能です。が、いちいち面倒…
更にスクリプト間で使用しているグローバル変数を検索したかったりする場合はすべてのスクリプトをPDF化し、検索することが必要になります。
もう…消したら怖いし、全部残しておこ!
と思っているあなたにおすすめのプラグインを見つけたので紹介します。
1.プラグインで解決しよう
今回紹介するプラグイン
2empowerFM Developer Assistant(V19)
このプラグインを使用すればFileMaker上のほぼどこでも検索できるようになります
[データベース][スクリプトワークスペース],[レイアウトの管理],[値一覧] etc.
2.プラグインの追加方法
System Requirements(動作環境)を確認の上、
お使いのOSのDownloadボタンからダウンロードしてくださいね。
3.プラグインの使用方法(テキスト検索)
使用方法は簡単で
検索したい場所をクリック
今回は
スクリプト名:サンプル3
の中で検索してみました。
どこで使用しているか分からなくなってしまった
検索ワード:$引数2
を検索します。
テキスト検索結果は一覧で表示され、スクリプト名、行番号が記載されているので簡単に確認することができます。
$引数2 は [変数の設定] 以外で使用されていないことがわかりましたね。
同様に次はスクリプト全体で
$引数2 が使用されているか、検索してみます。
検索結果は
サンプル1,2,3にて使用されてはいるものの、どれも [変数の設定] のみでの使用ということがわかりました。
使用方法はとっても簡単。
もちろん該当行をダブルクリックすると検索した場所に飛べます。
4.プラグインの金額
どんどん欲しくなってきたのではないでしょうか?
金額はPricingから確認できます
(2024/02/06 時点)
ぼちぼちいい値段しますが、あるとかなり便利ですよ。
User License:1 つの組織内で同時にアクセスできるユーザー数単位で購入するライセンス
World License:1つの組織内で無制限に同時アクセスすることができるライセンス
という違いがあります。
値段を見る限り、
Advance : 10User + ( Single User * 2 ) > Unlimited User
Standard : 10User + ( Single User * 2 ) > Unlimited User
になるので
どちらも12ライセンス以上欲しい場合は World License のほうがリーズナブルになりますね。
5.私が使っていて特に便利だと思った場面
・スクリプト上で呼び出していたけど、もう無いフィールドの検索
<テーブルが見つかりません>で検索
上記の様に
・誰かが作成したファイルにて
グローバル変数、グローバルフィールドへの値格納場所検索
(昨日の自分は他人。たとえ自分が作成したコードでも記憶ないことが往々にしてありますよね…)
・[レイアウトの管理]にて使用しているテーブル名で検索
(株)未来Switchでは
通勤中にスマホでサクサク見れる
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字幕多めで電車でも見やすくなっていますので
ぜひご覧下さい
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