Claris Connect が発売されました。
クラリス社の新しいサービスです。
どういうサービスかと言うと、IFTTTやMicrosoft Power Automate (以前の Microsoft Flow) やZapierの様なサービスと言えば解りやすいかと思います。
例えば、Gmailで受信したメールの中で、件名に【受注】が入っているメールだけをGoogleスプレッドシートに記録し、Slackへ通知する。ということが出来ます。Claris Connect は、Googleスプレッドシートではなく、FileMaker へ記録させることが出来るようになりました。
Claris Connect が他と異なるのが、クラウドのサービスだけでなく、オンプレミスのFileMaker Serverへも対応している点です。
Claris Connectの価格
Essentials (ライト プラン)
稼働フロー上限数 3
API リクエスト 月間 10,000
接続可能 App 上限数 3
¥121,920 税抜/年間
Standard (スタンダード プラン)
稼働フロー上限数 6
接続可能 App 上限数 制限なし
API リクエスト 月間 50,000
¥306,600 税抜/年間
設定画面(どんな感じか?)
他のサービスと同じ様な画面なので、解りやすいです。
最初の起点を選択して、その後どこへデータを持っていくかを選択します。その中にFileMakerがあります。
設定はブラウザで行い、今のところ、画面のUIは英語です。
テンプレートも用意されていますが、4つだけです。

実際に作ってみました
ChatWorkにClaris Connect のWebhook URLを設定して、Slackのアカウントと紐付けてメッセージの内容を選択します。
ここで交わした約束は忘れません。

ChatWorkでメッセージを送ると・・・・・

Slackへも通知が来ます。

3ステップ使いました。
ジオコーディングにはGoogle Maps APIを使っているので、APIキーを入れる必要があります。200ドル分は無料で使えます。その辺の説明はこちらで。
Trelloというタスク管理のソフトに住所を入れると・・・

住所がジオコーディングされてSlackへ通知されました。

この辺の設定なんですが、1度Trelloを動かすとJSONを拾ってきて簡単にパラメータを設定することが出来ます。

基本的にプログラムすることなく使えますが、それぞれのサービスについて知る必要はあります。また、まだ日本では馴染みのないサービスが多いので、コネクト出来るサービスが増えるといいですね。
どうビジネスに使うか?
今回のサンプルはおそらく他のサービスでも同じことが出来ます。
では、Claris Connectの価値はどこにあるかと言うと、やはりFileMaker プラットフォームと繋げやすいことです。例えば、アンケートフォームをWebDirectで作ることは簡単ですが、ライセンスの点で大きな負担になるでしょう。そこをTypeformというサービスを使うことで、簡単に安定したシステムを作ることが出来ます。そこをClaris Connect で繋げることでFileMaker プラットフォームに簡単に取り込むことが出来ます。
FileMakerのと連動は今後このブログで解説予定です。
余談ですが、Googleで「Claris Connect」で検索するとクラリス社のClaris Connectではなく、ClariSという音楽ユニットのコネクトという曲が表示されます。それはそれで良い曲ですし、その曲をオープニングテーマとしている『魔法少女まどか☆マギカ』も面白いのでオススメです。
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