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バージョンを指定してURLでファイルが開けるように

  • 2019年5月23日
  • 読了時間: 2分

FileMaker Pro / Go は下記のように書くと、FileMaker Serverで共有されているファイルを開くことが出来ます。

fmp://192.168.10.0/顧客ファイル.fmp12


また、下記のように書くとスクリプト「ランク検索」に引数「A」を与えて実行することが出来ます。

fmp://192.168.10.0/顧客ファイル.fmp12?script=ランク検索&param=A


これらテクニックを利用してWebビューアの中のボタンをクリックしてFileMakerのスクリプトを実行させるという事も可能になります。


FileMaker 18 から「fmp18:」とバージョンを指定出来るように

ただ、一つ困ったことがあります。

FileMakerの全てのバージョンで共通に「fmp:」が登録されているので、バージョン混在環境だと意図せぬバージョンが立ち上がる場合があります。

そこで、FileMaker 18 から「fmp18:」とバージョンを指定して実行できるようになりました。互換性も考えられており、従来の「fmp:」でも同様の動きをします。もし、バージョンが混在していた場合は最後にインストールされたバージョンが優先されます。


今後のバージョンアップ時にバグが出ないように

バージョンを指定して実行できるのは便利なのですが、もしFileMaker 19が発売されてアプリケーションを入れ替えてしまった場合に「fmp19:」になるので、動作しなくなります。

もし、URLスキーム「fmp18:」を使って開発する場合は簡単に「fmp19:」や「fmp20:」に変更できるような設計にしておく必要があるでしょう。

または、バージョン混在環境にならない様な運用体制を作る必要があります。



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