FileMaker Pro / Go は下記のように書くと、FileMaker Serverで共有されているファイルを開くことが出来ます。
fmp://192.168.10.0/顧客ファイル.fmp12
また、下記のように書くとスクリプト「ランク検索」に引数「A」を与えて実行することが出来ます。
fmp://192.168.10.0/顧客ファイル.fmp12?script=ランク検索¶m=A
これらテクニックを利用してWebビューアの中のボタンをクリックしてFileMakerのスクリプトを実行させるという事も可能になります。
FileMaker 18 から「fmp18:」とバージョンを指定出来るように
ただ、一つ困ったことがあります。
FileMakerの全てのバージョンで共通に「fmp:」が登録されているので、バージョン混在環境だと意図せぬバージョンが立ち上がる場合があります。
そこで、FileMaker 18 から「fmp18:」とバージョンを指定して実行できるようになりました。互換性も考えられており、従来の「fmp:」でも同様の動きをします。もし、バージョンが混在していた場合は最後にインストールされたバージョンが優先されます。
今後のバージョンアップ時にバグが出ないように
バージョンを指定して実行できるのは便利なのですが、もしFileMaker 19が発売されてアプリケーションを入れ替えてしまった場合に「fmp19:」になるので、動作しなくなります。
もし、URLスキーム「fmp18:」を使って開発する場合は簡単に「fmp19:」や「fmp20:」に変更できるような設計にしておく必要があるでしょう。
または、バージョン混在環境にならない様な運用体制を作る必要があります。
Comments