※この記事はシリーズです
FileMaker Pro 15ではいくつかのスクリプトステップに変更があり、あわせてスクリプトワークスペース上での表示にも変更がありました。
表示の変更
「ファイルを変換」スクリプトステップ
「レコードのインポート」スクリプトステップ
「URL から挿入」スクリプトステップ
「メールを送信」スクリプトステップ
※この記事で使用しているスクリプトステップの画像は、すべてステップを選択したときのデフォルト状態です。
<表示の変更>
以前 [ダイアログなしで実行] チェックボックスが表示されていたスクリプトステップに、[ダイアログあり] オプションがインラインで表示されるようになりました。
(例)
[レコード/検索条件削除]スクリプトステップの場合
この場合ダイアログというのは、実行確認のようなものです。
例のスクリプトを実行すると、削除を実行する前に下のダイアログが開きます。このダイアログを表示させるかどうかのオプションのことです。
なお、インラインで表示されるとともに表記が変わったことで、混乱される方がいるかもしれません。
★ダイアログなしで実行したい時は…
[ダイアログあり:オフ] = ダイアログの表示を切る
と認識しておくといいかもしれません。
<「ファイルを変換」スクリプトステップ>
XML データの HTTP リクエストで指定されているサーバーの SSL 証明書を検証できるようになりました。仕様変更に伴いオプションが変更されています。
<「レコードのインポート」スクリプトステップ>
XML データの HTTP リクエストで指定されているサーバーの SSL 証明書を検証できるようになりました。「ファイルを変換」スクリプトステップと同じくオプションが変更されています。
<「URL から挿入」スクリプトステップ>
SSL証明書の検証 はFileMaker Pro 14で強化された機能ですが、さらに強化され、URL で指定されているサーバーの SSL 証明書を検証できるようになりました。
<「メールを送信」スクリプトステップ>
暗号化された接続を使用している SMTP サーバーの SSL 証明書を検証できるようになりました。